夜明けの頃

日々思った事や読んだ本などを綴る日誌です。主に自分logです。

「やりがいのある仕事」という幻想|自分の想いにぴたりとハマったと感じる本

「やりがいのある仕事」という幻想

 

結論から先に言うと、自分に取っては為になったし面白く読めた。

Amazonの書評は散々だし、商品の説明を読んでもイマイチピントがずれていて、あまりぱっとしない感は否めない。

しかし、それらのレビューや紹介を読む中に何か引っかかるものを感じてKindle版を買った訳だけれど、それが大正解だった。

著者も最後の方で書いている通り、これは著者自身の想いを書き留めた物であり、"私はこう考える"的なもので有る。なので"良い悪い"や、正解のあるものでは、そもそも無い。

一連の著者の考えの中に何かひとすじ手がかりを見つけられるか、そして其れを読者としての自分の中で膨らませて育てる事で、今直ぐでなくても何かに変わる可能性を見いだす事が出来ると感じるか?なのだと思う。

物の考え方の方向性を決める為の一つの指針として有用な本だと自分には思える本でした。

 

悩みや考え事は其々に抱えているけれど、其れをアレコレ考えて、更に考えて、たまにはその考えを寝かせて、そうしている内に、みずからの内側からある日突然脳天から閃く事がある

一寸乱暴だけど、そういう物の考え方がある事を知ったのは思考の整理学という本

思考の整理学 (ちくま文庫)

 

この本は有名なので今更説明は不要ですね!